ews-fp-1440-600
[米カリフォルニア州フレズノ 31日 AP] 現金輸送車が落としていった現金12万5000ドル入の鞄を救世軍の職員が拾ったが、鞄を届け出る判断をしたため、報奨金を受け取ることになりそうだ。
鞄を拾ったジョー・コーネル氏(52)は「ザ・フレズノ・ビー」紙に、信号待ちしていた輸送車が走りだした際、その場に残っていたものだと説明した。

Joe-Cornell-298x295
「大声を上げて体も震えました。どうしたらいいのかと、良いこと悪いこと様々な考えが頭に浮かびました」とコーネル氏。

判断を後押ししたのは、もうすぐ4人目の孫娘が帰宅するということだった。「孫に私のことをどう思って欲しいか。そう考えたとき決心しました」とコーネル氏は話し、その後は上司に連絡して「現金入りのバッグを見つけた」と報告したという。

現金輸送車の運営会社は「どうやって鞄が落ちたのか分からない。安全保障上の問題です」と話しており、コーネル氏に報奨金5000ドルを支払い、さらに救世軍に5000ドル寄付すると発表した。

ちなみに、ジョー・コーネル氏は、薬物乱用のリハビリプログラムの一環として、救世軍で働いていました。
救世軍(きゅうせいぐん、英: The Salvation Army)は、世界126の国と地域で伝道事業(=宗教活動)、社会福祉事業、教育事業、医療事業を推進するキリスト教(プロテスタント)の教派団体。日本では日本福音同盟に加盟している。軍隊を模した組織をとって活動や、クリスマスを中心とした年末に行われる募金活動「社会鍋」で有名。(Wikiperia)


■約二ヶ月ほど前、職場の衣料品店で200ドル入った財布を見つけた
その1、2時間後、所有者の女性が戻ってきた
彼女はお金が戻ってきたことに感謝すると、私に20ドルを渡した
私はお礼を求めていたわけではないけど、彼女は感謝の印として受け取ってほしいと主張した
まだこの日の20ドルは使っていません


■イリノイ州の農村部の人々は皆正直だよ


■この話でもっとも興味深いのは、彼が薬物乱用者だったという点
そのお金で薬をたくさん買うこともできたのに、誘惑を断ち切って正しいことをした!
とにかくブラボー!


■彼が正しい行いをしたことは間違いない
彼が薬物乱用から立ち直って、成功することを願っている


■田舎か都会かで大きな違いがでる
小さな町では、自分の仕事の顧客になる可能性があるし、食料品店や教会で会うこともある
誰もお互いを知っているし、うわさは高速で広がるので、悪い事はできない


■今の時代はカメラは溢れているから、撮影される可能性がある


■カリフォルニアは共和党員が多いから
can-stock-photo_csp10672992
共和党(アメリカ) : 2014年現在、大企業・軍需産業・富裕中間層と、キリスト教右派
や深南部・バイブルベルトを中心とする貧困白人層のような保守的な白人層を、主な支持基盤とする。


■彼は保守派だったに違いない
私たちは他人のお金を盗むことよりも、誠実さと倫理を優先します


■少なくとも、彼は私よりも優れた人間だ


■大金を拾ったら所得税を支払わないといけないの?

↑泥棒のほとんどは盗んだお金を報告しません