国際労働組合総連合(ITUC)はこのほど、労働者の権利がどれほど保障されているかを測る「グローバル・ライツ・インデックス」を発表した。ここでは労働者が組合に参加できるか、ストライキ権があるか、法的保護を受けることができるかなど、97項目を評価し、1(最高)〜5(最低)にランク付けした。
調査対象となった139カ国・地域のうち、東南アジア諸国がランキングの下半分を占め、カンボジアやマレーシア、ラオス、フィリピンの評価は5だった。ITUCはこのリポートの中で、こうした国々の労働者には「権利の保障」がないと指摘している。
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